還骨法要(かんこつほうよう)

読み:かんこつほうよう

還骨法要とは、火葬後に自宅の後飾り壇に遺骨を安置して行う法要のことをいいます。もともと「還骨」とは、遺骨が自宅に還るという意味から付けられている言葉です。
しかし、最近では斎場やレストラン、ホテルなどで葬儀後の会食に先立って営まれる例が多いようです。還骨法要の手順は以下のようになっています。
(1) 火葬場から斎場に戻り、入口に用意された塩と水でお清めをする。
(2) 喪主は葬儀社係員に位牌、遺影、遺骨を渡す。
(3) 法要が始まる時間になったら、数珠を持参して、法要会場に集合。
(4) 僧侶の読経を拝聴し、僧侶の指示に従って焼香。
(5) 法要終了後に精進落しの案内を行う。